大谷翔平の11号は「あまりに遅かった」 逸した反撃の時…LA記者思わずボヤキ

打球速度は112.9マイル、飛距離426フィート、角度22度の弾丸11号
■Dバックス 5ー3 ドジャース(日本時間9日・フェニックス)
反撃にはあと一歩及ばなかった。ドジャース・大谷翔平投手は8日(日本時間9日)、敵地ダイヤモンドバックス戦の9回2死の場面で、今季11号となる弾丸ソロを叩き込んだ。しかしチームは敗戦し、LA記者は「あまりに遅かった」と“タイミングの悪さ”を嘆かざるを得なかった。
2-5で迎えた9回2死、走者なしの第5打席。敵軍ファンから「Beat LA!」のコールが響くなか、フルカウントから右腕ギンケルが投じた95.9マイル(約154.3キロ)の直球を捉えた。打球速度は112.9マイル(約181.7キロ)、飛距離426フィート(約129.8メートル)、角度22度の弾丸ライナーで右中間席へ飛び込んだ。
敵地も騒然とする一発だったが、続くベッツが凡退してゲームセット。大谷の11号は空砲に終わった。地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」のドジャース番、ジャック・ハリス記者は自身のX(旧ツイッター)を更新。「ショウヘイ・オオタニが9回にホームランを放った。しかし、あまりに遅かった。ドジャースはチェイス・フィールドに集まった4万人超の熱狂的な観客の前で、シリーズ初戦を落とした」と肩を落とした。
今季11号となり、大谷は本塁打数リーグ2位タイに浮上した。打率.296、16打点、OPS1.032と好調な打撃で、再びチームに勝利をもたらすか。
(Full-Count編集部)