元虎助っ人、来春WBC参戦に意欲 忘れぬ日本での6年間「今も身についている」

パドレスのスアレスが3、4月のナ月間優秀リリーフ選出「感謝、感動」
ソフトバンク、阪神でプレーし、現在パドレスで守護神を務めるロベルト・スアレス投手が、3、4月のナ・リーグ月間優秀リリーフに選出された。米スポーツ局「MLBネットワーク」のインタビューに応じ、日本で学んだことや来春開催されるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)への思いを明かした。
今季も17試合で防御率0.53、17セーブと安定感が光る右腕。吉報に「とても感謝しているし、感動している。神様に感謝。最も重要なことはパドレスのブルペンのために自分の仕事を出来る限りすること」と胸を張った。
インタビュアーのジョン・モロシ記者から「あなたは20歳の時建設会社で働いていて、セミプロでも投げていた。その後何が起きた?」と聞かれると「推薦してくれた友人に感謝。その友人のおかげでメキシコで契約できた」と回顧。日本で過ごした6年間について「重要な時間だった。日本では自己管理と組織と努力について学んだ。今でも日本で学んだことは身についている」と話した。
また来年のWBCにベネズエラ代表として出場するかについては「参戦は当然考えているが、今はパドレスのことに集中している。シーズンが終わって100%健康な状態であれば、WBCに参戦できると思う」。2022年のメジャー復帰後、パドレスで存在感を示す男が意欲を示した。
(Full-Count編集部)