浅野翔吾に期待高まる「岡本超え」 3軍降格経験も…初安打が”もってる”豪快弾

ヤクルト戦で本塁打を放った巨人・浅野翔吾【写真提供:産経新聞社】
ヤクルト戦で本塁打を放った巨人・浅野翔吾【写真提供:産経新聞社】

主砲を欠くチームに希望の一発

■巨人 3ー2 ヤクルト(10日・神宮)

 やはり“大物”のオーラを感じさせる一発だった。巨人の浅野翔吾外野手が10日、神宮球場で行われたヤクルト戦に今季初スタメンで出場し、今季初安打を1号ソロで飾った。待望の一打にファンは「大きく育て!」「新しい風が吹いた」と歓喜に沸いた。

 今季は開幕を2軍で迎えたが、7日に初昇格。同日の阪神戦では代打で出場するも見逃し三振に倒れていた。10日は「8番・中堅」で先発出場。第1、第2打席は凡退したが、1点リードで迎えた8回の第3打席に、ヤクルト小澤怜史投手のフォークをバックスクリーン左に運んだ。接戦のチームに貴重な追加点をもたらし、勝利に貢献した。

 高松商高から2022年のドラフト会議で1位指名を受け、今季が3年目。昨季は40試合に出場し、満塁弾を含む3本塁打を放つなど飛躍を感じさせた。だが、今季は2軍でも調子が上がらず、一時は3軍降格となる屈辱も。しかし、主砲の岡本和真内野手の負傷離脱という緊急事態で1軍に昇格し、見事に期待に応えた。

 既に大打者の風格漂う20歳の一発に、SNSでも喜びが溢れた。「信じてたよ浅野くん!! ありがとう!!」「2軍や3軍で打てなくても1軍で打てれば良い。1軍の帝王になれ!」「この笑顔が見たかったー!」「あそこでホームラン打てる浅野はもってる」「未来の巨人を頼んだぞ」「不調で3軍落ちまでしたのに、帰って即ホームラン打てるの凄すぎる」「さらに貫禄が増したな」「岡本を超える選手になってほしい!」などの声が寄せられている。

【実際の様子】「岡本を超える選手に」未来の巨人を担う一発を放った浅野

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