選手もファンも…大谷翔平が作り出した“異様な光景” 米ツッコミ「これはアウェーゲームだぞ」

大谷の本塁打に大熱狂のチェイスフィールド
ドジャース・大谷翔平投手は9日(日本時間10日)、敵地で行われたダイヤモンドバックス戦で、9回に12号3ランを放った。劇的な一打に、ドジャースベンチだけでなく一塁側の観客も立ち上がって熱狂。敵地に広がった光景が「これはアウェーゲームだぞ」「フェニックスにあるドジャースタジアム」と驚きを呼んだ。
チェイスフィールドのファンが熱狂した。3点ビハインドで迎えた9回、ドジャースは4連打で同点に追いつくと、最後に大谷が3ランを叩き込んだ。乱打戦に終止符を打つ一発が飛び出すと、大谷は本塁打を確信してバットを投げ、両手を上げて喜びを表現した。
試合を決定づける一打に、ドジャースベンチはお祭り騒ぎ。敵地ではあるものの、一塁側の観客は打った瞬間にほぼ全員が立ち上がって打球を見つめた。
米専門メディア「ドジャース・ネーション」のノア・カラムス記者は「オオタニのセレブレーションは素晴らしく、観客の盛り上がりもドジャースのホームゲームのようだ」と指摘。ドジャース公式インスタグラムが大谷の一打を三塁側から捉えた映像を公開すると、「フェニックスにあるドジャースタジアム」「これはアウェーゲームだぞ」「みんなドジャースファンじゃないか」と大盛り上がりの同僚とファンに驚く声もあった。