韓国の42億円男に辛辣な声「傷ものに金を払ったのか」 “既定路線”も…ファン悲鳴

2年契約でレイズ入り…オフにオプトアウトも可能
レイズは9日(日本時間10日)、右肩手術からリハビリ中のキム・ハソン内野手を60日間の負傷者リスト(IL)に移行させた。昨オフに2年2900万ドル(約42億1500万円)で加入するも、今季はまだ出場もままならない。「酷いニュース」「レイズは傷ものに金を払ったのか」とファンも厳しく指摘する。
“韓国の至宝”に厳しい声が寄せられている。キム・ハソンは2020年オフにパドレスに移籍し、2023年にはユーティリティ部門でゴールドグラブ賞を獲得。17本塁打&38盗塁とブレークした。昨季も11本塁打&22盗塁と活躍していたが、8月に右肩を負傷して離脱。FAイヤーで大きな“足枷”を背負うことになった。
米スポーツメディア「ジ・アスレチック」のFAランキングでは、健康であれば6年契約で年俸3000万ドル(年俸=約46億6600万円、総額280億円)の巨額契約も可能と見られていたものの、守備が持ち味の選手が利き腕を負傷したことは大きなマイナスになり、なかなか去就が決まらず。それでも、決して財政的に恵まれていないレイズが2年契約で獲得したことは大きな驚きが伝えられた。
もっとも、予想外だったのはレイズも同様かもしれない。キム・ハソンの60日IL移行を伝えた米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」のスティーブ・アダムス記者は「キムの60日間IL入りへの動きは、何の驚きでもない。去年10月に肩の手術を受けたが、早ければ5月中旬には復帰できると予想されていたからだ」と言及。「回復が遅れているという訳ではないが、レイズは慎重に、警戒しながら事を進めている」と、その内幕を推察する。
さらに、すでに47日間ILに入っているため「今後13日で再登録される予定はなかっただろう」と同記者。大金を払った選手が陥ったまさかの状況にファンも「ニアンダーGMにとっては最悪のオフシーズンだろう」「1400万ドル(約20億3500万円)貰ってプレーしなくていいとは」と厳しい声が寄せられ、「キムとは素晴らしい契約を結んだ」と皮肉の声まで出ている。果たして、レイズファンの前にいつ元気な姿を見せてくれるだろうか。
(Full-Count編集部)