163億円男イジョンフ 突如止まった打棒に韓国メディア嘆き「大変だ」「なぜ…」

ジャイアンツのイ・ジョンフ【写真:ロイター】
ジャイアンツのイ・ジョンフ【写真:ロイター】

3・4月は打率.319&OPS.919の好成績も…

 急速冷凍に嘆きが広がった。ジャイアンツのイ・ジョンフ外野手は10日(日本時間11日)、敵地でのツインズ戦に「3番・中堅」で先発するも3打数無安打に終わった。これで12打数連続ノーヒット。韓国メディアは「大変だ……」と焦りを見せている。

 イ・ジョンフはこの日、左飛、ニゴロ、中飛に倒れた。6日(同7日)の敵地カブス戦の延長11回の第6打席を最後に、以降は5打数無安打、4打数無安打と快音が聞かれていない。4月5日(同6日)から維持してきた打率3割を下回り、今季成績は39試合で打率.287、4本塁打、OPS.804となっている。

 直近の不振でも打率はチームトップ。昨季は左肩の故障もあり37試合出場にとどまったことを考えれば、2年目に実力を発揮しつつあるのは間違いない。それでも、韓国メディアの“戦々恐々”としているようだ。「ファイナンシャルニュース」は「大変だ……」と言えば、「OSEN」は「イ・ジョンフは突然なぜ……」と嘆くなど、プラットフォーム上ではネガティブな見出しが踊っている。

 イ・ジョンフは“韓国のイチロー”の異名を取り、韓国プロ野球で圧倒的な成績を残した。2023年オフにポスティングシステムでは野手歴代最高額となる6年1億1300万ドル(約163億8200万円)でメジャーに移籍。1年目は不振と故障に陥り、米メディアでは早くも不良債権化を不安視する声もあがった。今回の停滞が一時的なものなのかはたまた……。

(Full-Count編集部)

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