ド軍打点王の代役は「三振マシーンだ」 絶望的「10/15」の惨状にファン「イライラする」

ドジャースのジェームズ・アウトマン【写真:ロイター】
ドジャースのジェームズ・アウトマン【写真:ロイター】

代役の期待かかるも15打数で10三振

【MLB】ドジャース 8ー1 Dバックス(日本時間12日・フェニックス)

 やはり、4番打者の穴は簡単には埋まらないのだろうか。負傷者リスト(IL)入りしているドジャースのテオスカー・ヘルナンデス外野手の代役としてメジャー昇格を果たしたジェームズ・アウトマン外野手が絶不調だ。11日(日本時間12日)のダイヤモンドバックス戦では3打数無安打で2三振。地元記者も「理想的とは言えない」と苦言を呈している。

 T.ヘルナンデスは5日(同6日)の試合で4回の守備に就かず途中交代。6日(同7日)に球団は「左脚付け根の張り」で負傷者リスト(IL)に入れたと発表した。ここまで主に4番を務め、打率.315、9本塁打をマーク。現時点でもリーグ最多タイの34打点という活躍を見せていただけに、痛い離脱となった。

 代わって昇格したアウトマンだが、バットが空を切り続けている。これまで5試合15打数1安打、打率.067と代役としての役割は果たせておらず、特に10三振と粗さが目立つ。11日(同12日)は3打数無安打に倒れると、第4打席では代打にクリス・テイラー外野手を出され、交代となってしまった。

 ドジャース専門ポッドキャスト「インサイド・ザ・ラビーン」で司会を務め、米スポーツ局「ESPN」の番組にも出演するブレイク・ハリス氏は自信のX(旧ツイッター)で、あまりの三振の多さについて「まだサンプルサイズは非常に少ない」としながらも「理想的とは言えない」と苦言を呈した。

 SNSでも「驚いたふりをするな。誰もがこうなると思っていた」「本当にイライラする。凡打になるのはまだしも、彼は打たない。ただ三振するだけだ」「彼の名前がジェームズ“アウト”マンなのは理由があるんだよ(笑)」「彼はまさに三振マシーンだ」「見切りをつける時期かもしれない」など、厳しい意見が相次ぐ。

 2023年に151試合出場で打率.248、23本塁打、70打点、16盗塁を記録し、新人王投票3位に入った27歳。同年も181三振と粗さは目立った。昨年はマイナー落ちを経験するなど、53試合で打率.147、4本塁打、OPS.521、55三振。守備力には定評があるが、打撃では苦しい展開が続いている。

(Full-Count編集部)

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