巨人がトレード移籍のリチャードを「7番・三塁」で即スタメン 第94代4番に大城卓、先発は戸郷

移籍翌日に即1軍登録
■広島 ー 巨人(13日・マツダスタジアム)
巨人は13日に敵地マツダスタジアムで行われる広島戦で、前日にソフトバンクとのトレードが発表されたばかりのリチャード内野手を「7番・三塁」で即スタメン起用した。
12日に秋広優人内野手、大江竜聖投手と1対2のトレードが成立したと発表されたばかり。巨人は12日、打撃不振が続くベテランの坂本勇人内野手を抹消していた。
今季の巨人は36試合で19勝16敗1分のリーグ2位だが、三塁手は打率.176とリーグ最低。さらに、開幕から主に一塁を守っていた岡本和真内野手が負傷で離脱し、右の長距離砲としてリチャードに期待がかかる。
リチャードは8年目の今季、栗原陵矢内野手の離脱もあり「8番・三塁」で初の開幕スタメンを勝ち取った。しかし22打数2安打で打率.091、12三振と振るわず、4月5日に2軍降格。2軍では21試合出場で4本塁打、打率.162だった。
ここまで1軍では結果を残せていないが、昨季までウエスタン・リーグで5年連続の本塁打王を獲得するなど、抜群のパワーが持ち味。巨人での新たな背番号は「52」に決まった。
13日の巨人の先発は、今季0勝3敗、防御率8.31のエース戸郷翔征投手が初勝利を目指す。大城卓三捕手が第94代4番として起用された。