ヤ軍ブーン監督、通算41回目の退場 ストライク判定に納得いかず…球審に詰め寄る

マリナーズ戦の9回…ドミンゲスの見逃し三振に激昂
■マリナーズ ー ヤンキース(日本時間14日・シアトル)
ヤンキースのアーロン・ブーン監督が13日(日本時間14日)、敵地マリナーズ戦の9回に退場処分となった。ストライクゾーンへの判定に苛立ちを見せ、球審に詰め寄った。ジェイソン・ドミンゲス外野手が見逃し三振に倒れると、さすがに我慢できず語気を強め、すぐさま退場が決まった。
0-1で迎えた9回に同点に追い付いたヤンキース。1死二塁で勝ち越しのチャンスで新進気鋭のドミンゲスが打席に立った。カウント1-2からの4球目、ストライクゾーン低めに投げられた1球をドミンゲスは悠々見送ったが、球審のジャッジはストライク。これにブーン監督は納得いかなかった。
中継映像やMLB公式の「ベースボール・サバント」の投球チャートではやや低めに外れているが、判定はもちろん変わらず。それでも、激昂の多い指揮官は球審に怒りの表情で不満を口にした。これで今季2度目の退場。通算では41回目の処分となった。
退場したブーン監督に代わり、監督経験もあるブラッド・オースマスベンチコーチが代理監督となった。