IL入りの佐々木朗希「悔しい」 痛み抱え2試合登板「迷惑かかる」…昨季も同様の症状、手術は否定

右肩のインピンジメント症候群でIL入り「パフォーマンスを上げて戻れるように」
【MLB】ドジャース ー アスレチックス(日本時間15日・ロサンゼルス)
ドジャースの佐々木朗希投手は14日(日本時間15日)、本拠地でのアスレチックス戦前に報道陣の取材に応じた。13日(同14日)には右肩のインピンジメント症候群で15日間の負傷者リスト(IL)したことが発表されており、「もちろん悔しいですし、チームも怪我人が多い中で僕も離脱してしまって申し訳ない」と語った。
23歳の佐々木は今季8試合登板で1勝1敗、防御率4.72。前回9日(同10日)の敵地・ダイヤモンドバックス戦では5回途中5失点で降板。だが、球速が150キロ台前半と走らず、今後が心配されていた。佐々木の症状について、球団は「right shoulder impingement(右肩のインピンジメント症候群)」と説明した。
佐々木は肩の状態について、「今はノースローなので、状態はそこまで詳しくは分からない。現時点で日に日に良くなっている感じはある」と説明。「ここ2試合は肩の状態もあってパフォーマンスが上がってこなかった。投げ続けたい気持ちもあったんですけど、さすがに迷惑がかかると思ったので、自分から申し出る形になった」と明かした。
ロッテ時代の昨季にも同じ症状があったといい「その時の方が状態が悪かった。今回、それが完治しない中で、なごりに近いものがあるのかなと」と話した。手術については「そういった状態ではない」と否定。「しっかりもらった時間で完治させて、パフォーマンスを上げて戻れるように頑張りたい」と前を向いた。
デーブ・ロバーツ監督は14日(同15日)の試合前の会見で、佐々木については「我々は彼の手からボールを取り上げることになると思う」と説明。当分はノースローで、状態をチェックしていく意向を明かしている。
(Full-Count編集部)