大谷翔平の敬遠は「理解している」 燃えたベッツ、吠えた塁上…「何の活躍もしていなかった」

適時打を放ったドジャースのムーキー・ベッツ【写真:Getty Images】
適時打を放ったドジャースのムーキー・ベッツ【写真:Getty Images】

大谷翔平の申告敬遠にベッツ「僕としても理解できるよ」

■ドジャース 9ー3 アスレチックス(日本時間15日・ロサンゼルス)

 ドジャースのムーキー・ベッツ内野手は14日(日本時間15日)、本拠地でのアスレチックス戦で、8回にダメ押しとなる2点適時二塁打を放った。二塁塁上ではアスレチックスのベンチを向いて感情を爆発させた。目前で大谷翔平投手が申告敬遠されたが「僕としても理解できるよ」と冷静だった。

 胸中は燃えていたが、頭は冷静だった。大谷が敬遠で一塁に歩くも「僕としても理解できるよ。理解できる。(自分が投手なら)僕だってショウヘイには投げたくないからね。だから、間違いなく理解しているよ」と振り返った。

 直後に適時二塁打を放ち、見事な“絶叫”を見せた。ベッツは「とにかく感情を表に出しただけ」と謙遜すると「ショウヘイと対戦する選択をすれば、おそらく多くの場合、負け戦になる。(あの打席まで)今日の試合で僕は何の活躍もしていなかった」と現実を受け止めた。

 デーブ・ロバーツ監督もベッツの絶叫に「彼が自分自身に何を期しているかを物語っている。ここ数試合の彼の打撃の状態的に、あの二塁打が出た時に、彼から感情が溢れていたのが見て取れる」と賛辞を送った。

(Full-Count編集部)

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