WS制覇2度の功労者よりも…ド軍編成トップが買った韓国人26歳の伸び代「最善の決断だ」

ドジャースのキム・ヘソン【写真:Getty Images】
ドジャースのキム・ヘソン【写真:Getty Images】

34歳テイラーが退団、フリードマン編成本部長「ワールドシリーズ制覇を目指すためには」

【MLB】ドジャース ー エンゼルス(日本時間19日・ロサンゼルス)

 ドジャースは18日(日本時間19日)、クリス・テイラー外野手をリリースしたと発表した。アンドリュー・フリードマン編成本部長は本拠地ドジャースタジアムで会見を開き、2度のワールドシリーズ制覇に貢献した功労者への思いを語った。

 34歳のテイラーは在籍10年目の今季ベンチスタートが続き、28試合出場で打率.200、0本塁打、2打点だった。球団は在籍11年目のオースティン・バーンズ捕手も事実上の“戦力外”としていた。

 フリードマン編成本部長は「このチームにとっては非常に大きな存在で、文化にも大きな影響を与えてくれた。この決断は非常に難しく、厳しい会話になった」と明かした。ただ、勝ち続けるには世代交代は欠かせない。「ワールドシリーズ制覇を目指すためには、これが最善の決断だと判断した。簡単ではなかったが、やるべきことだった」と明かした。

 一方で、24歳の若手有望株、ダルトン・ラッシング捕手ら若手が台頭。3年契約で獲得したキム・ヘソン内野手も9打席連続出塁をマークするなど存在感を発揮している。「守備や走塁は期待通りだったが、打撃は課題だった。しかしオフにトレーニングを積み、今は打撃も向上している。これからもっと伸び代がある。非常に評価している」と語った。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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