ド軍指揮官、山本&佐々木は「中5日」が理想 当初の中6日から「短くしていく」理由

日米の野球の違いに言及
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が、「ABEMA」が19日に公開したインタビュー企画「おはようロバーツ」で、佐々木朗希投手を開幕当初に中6日で起用した理由に触れた。先発ローテーションの理想は中4日ではなく中5日であると持論を述べた。
動画の中でロバーツ監督は日米の野球の違いについて言及。米国の打者は長打力頼みで、投手は球威や球速を重視するのに対し、日本の打者は細かくヒットを積み重ね、投手はスライダーやスプリットを多用することを特徴として挙げた。
その上で、日本では先発ローテーションの登板間隔は中6日が主流であることにも発言が及んだ。今季、入団したばかりの佐々木を日本と同様に中6日で投げさせたことについて「特に佐々木は浅いキャリアの中で週に1回ペースでの登板しかないので、これから育成していく中で登板間隔を短くしていくつもり」と、徐々にメジャー式に慣れさせるためだったという狙いを語った。
昨年に入団した山本由伸投手と同様の措置だったといい、中5日に変更していく過程を「2人とも登板間隔の短縮を楽しみにしていたよ」と話した。そのタイミングが今季は5月初めから始まった敵地10連戦だった。理想の登板間隔について「私は中5日が理想的だと考える。登板の合間にブルペン練習ができる。中4日にした場合、シーズン通算の登板数は32、33回くらいで多すぎると思う。先発投手の場合、シーズン通算で28、29回くらいが理想的」と考えを述べた。
(Full-Count編集部)