西武21歳左腕が5回無失点で4勝目 鷹は首位・日本ハムに快勝…20日のパ・リーグ

楽天戦に先発した西武・菅井信也【画像:パーソル パ・リーグTV】
楽天戦に先発した西武・菅井信也【画像:パーソル パ・リーグTV】

オリックスは若月の本塁打でサヨナラ勝利

 オリックスは京セラドームで行われたロッテ戦に2-1で勝利した。3回2死二、三塁から森友哉捕手が適時打を放ち先制すると、同点に追いつかれて迎えた9回に若月健矢捕手が左翼席へ3号ソロを放ち勝負を決めた。先発の九里亜蓮投手は、8回114球2安打3四球6奪三振1失点。右腕の力投がサヨナラ勝利を呼び込んだ。

 敗れたロッテは、先発の石川柊太投手が6回96球6安打1奪三振1失点と試合をつくったが、打線の援護に恵まれず移籍後初勝利はまたもお預けとなった。

 西武はきたぎんボールパークで行われた楽天戦に1-0で完封勝利を飾った。先発した菅井信也投手は5回を3安打1四球2奪三振で無失点に抑えると、6回以降は4投手の継投。最後は平良海馬投手が1死三塁のピンチを招いたが、楽天打線を同点を許さなかった。

 楽天は、先発の瀧中瞭太投手が6回2安打1四球2奪三振1失点と好投したが、打線が6安打に終わり完封負け。チームは3連敗を喫した。また1346試合連続出場中だった浅村栄斗内野手は試合を欠場。連続出場試合数は歴代4位で止まった。

 ソフトバンクはエスコンフィールドで行われた日本ハム戦に5-2で勝利。打線は5回2死二、三塁から牧原大成内野手の2点適時三塁打で追いつくと、6回に川瀬晃内野手にプロ初となる本塁打が飛び出し、勝ち越しに成功した。このリードを3投手の継投で守り抜き、カード初戦を制した。

 敗れた日本ハムは、先発の伊藤大海投手が9回117球の熱投を見せるも終盤の失点が響き2敗目。打線は2回に先制するも、3回以降は3安打に終わり右腕を援護することができなかった。

(「パ・リーグ インサイト」編集部)

(記事提供:パ・リーグ インサイト

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