楽天・岸が9回8奪三振で完投勝利 鷹は6投手による完封リレー…20日ファーム

西武は村田の適時二塁打などで快勝
パ・リーグ球団主催のファーム公式戦が20日、3試合が行われた。楽天は森林どりスタジアム泉で行われた巨人戦に2-1で勝利。楽天は4回1死1、2塁から、入江大樹内野手と青野拓海内野手の連続適時打で2点を先行した。
投げては先発・岸孝之投手が巨人打線を5安打8奪三振に抑える好投。5回に1点を失うも、7回に3者連続三振を見せるなど、40歳を迎えた右腕が快投を続け無四球完投勝利をあげた。
西武はCAR3219フィールドで行われたロッテ戦に3-1で勝利した。2回、無死1、2塁のチャンスをつくると平沢大河内野手が安打。相手の守備が乱れる間に二塁走者が生還し先制した。7回には松原聖弥外野手が適時打、8回にも村田怜音内野手が適時二塁打を放ちリードを広げた。
先発・糸川亮太投手は3回の2死満塁を無失点で切り抜けると、4回1死一、三塁、5回無死一、二塁でも得点を与えず5回無失点で先発の役目を果たした。
敗れたロッテは先発・中村亮太投手が5回1失点の投球も打線は9回に1点を返すのが精一杯。中村を援護することができなかった。
ソフトバンクはタマホームスタジアム筑後で行われた中日戦に2-0で勝利した。打線は4回まで2安打に抑えられていたが5回1死二、三塁の得点機をつくるとジーター・ダウンズ内野手の内野安打などで2点を先制した。
先発・伊藤優輔投手は3回を2安打無四死球無失点。以降は5投手の継投で中日打線を無得点に抑える完封リレーを見せた。
(「パ・リーグ インサイト」編集部)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)