キム・ヘソン落球の裏にド軍監督の“ジレンマ” 中堅エドマンでは「怪我をしてしまう」

初回守備で中堅キム・ヘソンが打球を見失う「不運なことが起きてしまった」
【MLB】Dバックス 9ー5 ドジャース(日本時間20日・ロサンゼルス)
ドジャースは19日(日本時間20日)、本拠地・ダイヤモンドバックス戦で大敗し、今季ワースト4連敗を喫した。3回までに大量7失点。守備も足を引っ張る厳しい試合展開だった。
初回1死一、二塁。中堅のキム・ヘソンがスアレスの中堅方向への飛球を見失った。右中間へ落ちる打球(記録は二塁打)で先取点を献上した。キムの本職は二塁手。中堅では4試合目の出場で、まだまだ不慣れなポジションだ。「夕焼けが原因か分からないけど、打球を見失ってしまった。不運なことが起きてしまった」とロバーツ監督は話した。
二塁スタメンしたエドマンは中堅での出場経験も豊富。だが、右足首痛から復帰したばかりだった。「トミー(エドマン)は昨日中堅を守ったけど、足首に負担をかけたくなかった。なぜなら(中堅で)トップスピードで走ると、怪我をしてしまう可能性があるからだ」と説明した。
大谷の両リーグ単独トップ17号ソロ、ベッツの2打席連発と打線は気を吐いたが、3回までの大量7失点があまりにも痛すぎた。歯車がなかなか噛み合わない。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)