大谷翔平、早くもMVP最有力 米メディアがこぞって報道…レースは「彼の独走」

Dバックス戦で本塁打を放った大谷翔平【写真:Getty Images】
Dバックス戦で本塁打を放った大谷翔平【写真:Getty Images】

「ニューズウィーク」「スポーツ・イラストレイテッド」が早くも予想

【MLB】Dバックス 9ー5 ドジャース(日本時間20日・ロサンゼルス)

 ドジャース・大谷翔平投手は19日(日本時間20日)に行われた本拠地ダイヤモンドバックス戦で、メジャートップの17号を含む4打数1安打、1打点だった。5月は月間打率.352、10本塁打、21打点と好調で、米メディアが早くもMVPの最有力候補にあげた。また、山本由伸投手もサイ・ヤング賞の最有力とした。

 米大手「ニューズウィーク」誌が現地16日(日本時間17日)に「早すぎるMLBアワード予想 ヤンキースとドジャースがMVP、サイ・ヤング賞を独占」のタイトルで記事を掲載。大谷、山本、ア・リーグではヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手、マックス・フリード投手を挙げている。

 大谷については「もし彼が今季を通して(投手として)投げないとしても、彼はMVPの有力候補だろう。オールスター後には投手としての復帰が見込まれており、そうなればMVPは彼の独走となるだろう」と推測した。さらに山本については「3億2500万ドル(約473億円)の価値がないなんて、とんでもない話だ」と2年目右腕を称賛。「球界最高の投手の一人としての地位を確立した」「投手陣が故障者リスト入りする中、彼は常に安定した存在であり続けている」と紹介している。

 19日(日本時間20日)の米専門誌「スポーツ・イラストレイテッド」でも「2人のドジャース選手がシーズン終了後の主要な賞を受賞すると予想された」と掲載。「もしオオタニが今シーズンもMVPを獲得すれば、彼はMLB史上2人目の『3年連続MVP受賞者』となる。もう1人はバリー・ボンズで、2001年から2004年まで4年連続でMVPを受賞している。この強打者の活躍は打席だけにとどまらない」と、今後の投手復帰の可能性にも触れ、唯一無二を強調した。

 同誌は山本には「彼の防御率2.12はナ・リーグの(規定投球回数に達している)投手の中で2番目に良く、奪三振数59はナ・リーグ全体ではトップ10に入っており、チーム内ではトップだ」。ここまで5勝3敗ながら、安定している投球内容を評価している。

 果たして大谷、山本が今後どれほどの活躍をして、チームの順位を高めていくのか注目される。

(Full-Count編集部)

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