スライダー解禁の大谷翔平は「進展と言っていい」 指揮官が明かす“今後のプラン”

試合前に報道陣に語る
【MLB】ドジャース ー Dバックス(日本時間21日・ロサンゼルス)
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は20日(日本時間21日)、大谷翔平投手の二刀流復帰について「進展している。いつ頃スライダーをキャッチボールではなく、ブルペンで投げるかわからないけど、これは進展と言っていい」と報道陣に語った。
大谷は同日、本拠地でのダイヤモンドバックス戦前のキャッチボールでスライダーを解禁。捕手役を立たせた状態ながらもスライダー6球、カーブ9球、スプリット2球を投げ、ヘッドアスレチックトレーナーのトーマス・アルバート氏は「全部投げたよ」と語った。
さらにロバーツ監督は、大谷は変化球を交えながら「次のステップは土曜日(日本時間25日)に予定されていたアップダウン(イニング間を想定した休息を挟む投球練習)を行う」と今後のプランを明かした。
大谷の投手復帰は当初5月頃の予定だったが、これまでにロバーツ監督はオールスター戦後に投手復帰させる意向を示唆してきた。これまで右肘への負担が大きいため投げてこなかったスライダーを解禁したことで、二刀流復活へ大きな前進となった。
(Full-Count編集部)