山本由伸、ノーノーならずも7回無失点 自己最多110球の力投、連敗ストップへ雄叫び

ダイヤモンドバックス戦に登板したドジャース・山本由伸【写真:荒川祐史】
ダイヤモンドバックス戦に登板したドジャース・山本由伸【写真:荒川祐史】

ダイヤモンドバックス戦に先発

【MLB】ドジャース ー Dバックス(日本時間21日・ロサンゼルス)

 ドジャースの山本由伸投手は(日本時間21日)、本拠地のダイヤモンドバックス戦に先発し、6回までに無安打無失点と力投し、7回先頭に初安打を浴びるも7回無失点の力投を披露。チームの連敗を4で止めるべくメジャー自己最多の110球を投げ、勝利投手の権利を手にして交代した。7回110球、9奪三振、1安打2四球という内容だった。

 初回を3者凡退で抑えると、2回に前回対戦で満塁本塁打を打たれたモレノから96.4マイル(約155.1キロ)の直球で空振り三振を奪うなど、3回までは走者を1人も出さない完璧な投球。4回1死からマルテに四球を与えて最初の走者を許すも、グリエルを空振り三振、ネーラーを三ゴロに仕留めて崩れなかった。投手戦が続いた中、4回にスミスの適時打で援護点をもらった。

 6回にはさらにギアを上げたか、トーマス、ローラー、キャロルを3者連続三振。6回までに8奪三振を記録するも、7回先頭にマルテに右前打を浴びた。この日2つめの四球を与えて2死一、三塁のピンチを招くも最後はスミスを空振り三振に仕留めて雄たけびを上げた。

 チームは4連敗中で、スネル、グラスノー、佐々木ら先発陣が負傷離脱して苦しい中、エースとしての存在感を見せつけたマウンドだった。この日の最速は97.2マイル(約156.4キロ)。スプリットやカーブなどの変化球も冴えわたった。

(Full-Count編集部)

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