山本由伸の快投“台無し”の瞬間「うわ…」 LA怒り、思わず漏れた本音中の本音

スコットは試合前まで防御率1.79と好投していた
【MLB】ドジャース 4ー3 Dバックス(日本時間21日・ロサンゼルス)
ドジャース・山本由伸投手は20日(日本時間21日)、本拠地のダイヤモンドバックス戦に先発し、7回1安打無失点、9奪三振の好投を見せた。6勝目の権利を持って降板したが、9回に守護神のタナー・スコットが同点アーチを被弾。さらに延長10回にも勝ち越し弾を献上した。LA記者は「ヤマモトの素晴らしい先発を台無しにした」と断罪した。
1球で球場が沈黙した。山本が6回までノーヒットノーランを継続し、7回に初安打からピンチを招いたが無失点。8回はブルペンが1死満塁の窮地となりながらも踏ん張り、1-0で9回に突入した。マウンドには防御率1.74の左腕スコットが向かった。勝利まであと3つ。しかし、一瞬で事態が変わる。
1死からガブリエル・モレノ捕手に痛恨のソロを浴び、山本の6勝目が消滅。ドジャースタジアムは一気に静まり返った。その裏にサヨナラの好機を作ったが、あと一本出ずに延長へ。しかし、続投したスコットは1死からコービン・キャロル外野手に2ランを被弾。一気に劣勢となった。
スコットの不甲斐ない投球に、地元放送局「NBCロサンゼルス」のマイケル・J・デュアルテ記者は即座に自身のX(旧ツイッター)を更新。「コービン・キャロルがタナー・スコットから2ランホームランを放ち、Dバックスが3-1とリード。うわ……。スコットが山本の素晴らしい先発を台無しにしてしまった」と嘆いた。
スコットは10回を完了できずに降板。1回2/3で28球を投げて4安打2本塁打、無四球2奪三振という成績だった。勝ち越されたものの、チームはその裏に打線がつながり、劇的なサヨナラ勝利を飾った。
(Full-Count編集部)