山本由伸はなぜ打てない? 衝撃の1.5m急落…見間違う154キロ、ファン仰天「すごすぎる…」

Dバックス戦で好投したドジャース・山本由伸【写真:荒川祐史】
Dバックス戦で好投したドジャース・山本由伸【写真:荒川祐史】

ロブ・フリードマン氏は山本だけで8本映像を公開

【MLB】ドジャース 4ー3 Dバックス(日本時間21日・ロサンゼルス)

 ドジャース・山本由伸投手が20日(日本時間21日)、本拠地のダイヤモンドバックス戦に先発し、7回1安打無失点、9奪三振の好投を披露した。勝利投手こそ逃したものの、前回5回5失点と打たれた相手に“リベンジ成功”。米識者は山本が打てない一端が伺える衝撃映像を公開。ファンも「エグすぎる」と“ドン引き”している。

 山本は4回1死から四球を与えて最初の走者を許すも、6回までノーヒットノーランを継続した。7回にマルテに初安打を許し、2死一、三塁のピンチを招くも、最後はスミスを空振り三振に仕留めた。窮地を脱して雄叫び。メジャー自己最多の110球を投げ、7回を投げ切った。

「ピッチング・ニンジャ」の愛称で知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏はこの日、自身のX(旧ツイッター)に山本の投球映像を計8本投稿した。中でも話題を呼んだのが、速球とカーブの映像を重ね合わせたオーバーレイだった。

 3回1死、打席にはアレク・トーマス外野手を迎えた。カウント1-2からの4球目に高めへ95.6マイル(約153.8キロ)を投げ込んでファウル。そして5球目は78.5マイル(約126.3キロ)のカーブで三振を奪った。フリードマン氏の映像を見ると、ともに同じフォームから高めに投げられ、途中まで同じ軌道を通っているが、カーブは打者の手元で急激に変化。トーマスは対応できなかった。

 フリードマン氏の映像に衝撃が広がった。「あのカーブやばすぎ。ストライクゾーンの真上から真下に落下した」「芸術的」「こんなのどうやって打てばいいんだ?」と米ファンも脱帽すれば、「すごすぎる……」「エグすぎる」「投げるまでの動作全く同じなのやばいな」と日本人も目を丸くした。MLB公式の「ベースボール・サバント」によると、三振に仕留めたカーブは2804回転/分、落下幅61インチ(約154.9センチ)を記録。打てない理由も納得の投球だった。

【実際の映像】衝撃の落下幅154cm! 山本由伸、全く同じ軌道で投げ分ける衝撃映像

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