ド軍粉砕で“激変”…火が付いたエンゼルスを「誰が予想できたか」 7連勝にファン驚愕

アスレチックス戦で本塁打を放ったエンゼルスのローガン・オハッピー(右)【写真:Getty Images】
アスレチックス戦で本塁打を放ったエンゼルスのローガン・オハッピー(右)【写真:Getty Images】

ドジャースとのシリーズ3連勝から勢いに乗る

【MLB】エンゼルス 10ー5 アスレチックス(日本時間23日・サクラメント)

 まさかの快進撃が続いている。エンゼルスは22日(日本時間23日)に敵地でアスレチックスと対戦し、10-5で逆転勝利。ドジャースとの「フリーウェイ・シリーズ」から連勝が始まり、アスレチックスにも4連勝して2022年以来、3年ぶりとなる7連勝を達成した。

 同日のアスレチックス戦は序盤の3回までに3点のリードを許すも、4回にテイラー・ウォード外野手の適時打で1点を返し、5回にもザック・ネト内野手の適時打で1点差に迫った。5回に2つの押し出し四球で再び3点差とされるも、7回にウォードの14号満塁弾が飛び出し、一気に逆転。さらにローガン・オハッピー捕手にもダメ押しの14号ソロが飛び出し、9回にも3点を追加して突き放した。

 エンゼルスは同じロサンゼルスを本拠地とするドジャースとの3連戦で、18日(同19日)までに3連勝。2010年6月以来、15年ぶりにフリーウェイ・シリーズでスイープを果たし、ドジャースの番記者には「今季で最も恥ずかしいシリーズ」と嘆きの声を上げさせた。

 さらにアスレチックスへの4連勝で、ア・リーグ西地区4位に浮上。24勝25敗となり、勝率5割目前で3位レンジャーズの背中も見えてきた。主砲のマイク・トラウト外野手が4月30日(同1日)のマリナーズ戦で一塁を駆け抜けた際に左膝を痛めて途中交代し、2日(同3日)に10日間の負傷者リスト入りする中、破竹の連勝が続いている。

 この快進撃にSNSでは「これは本物?」「ワールドシリーズ優勝や」「誰が予想できたか」「夢のようだ」「強いぞエンゼルス」「ワオ。エンゼルスは本当に好調だ」「凄い。エンゼルス7連勝だよ」「緊急特集を」「私たちは……いいチーム?」「もっとも過大評価されている7連勝」などと沸き立っている。

 米メディア「ジ・アスレチック」のエンゼルス番を務めるサム・ブラム記者は自身のX(旧ツイッター)に「明日勝てば勝率5割に復帰できる。7連勝を達成した。その間、1試合8点近くマークしている。この1週間でシーズンが180度変わった」とチームの“激変”を評価した。

(Full-Count編集部)

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