鈴木誠也、大谷翔平を上回る驚愕「.831」 君臨するメジャー3位…好調裏付ける“神数値”

カブス・鈴木誠也【写真:ロイター】
カブス・鈴木誠也【写真:ロイター】

メジャー移籍後の対左腕OPSは.847→.852→.829

【MLB】カブス 13ー6 レッズ(日本時間24日・シンシナティ)

 カブス・鈴木誠也外野手が23日(日本時間24日)、敵地で行われたレッズ戦の8回、2試合ぶりとなる13号3ランを放った。5打数3安打3打点をマークし、46打点でナ・リーグトップに再浮上した。メジャー4年目の今季はハイペースで本塁打と打点を量産しているが、実はメジャートップ級の優れた指標がある。

 8回2死一、三塁の第5打席で、相手左腕ブレント・スーター投手が投じた3球目の86.2マイル(約138.7キロ)の直球を引っ張り、ライナーで左翼席に運んだ。初速108.9マイル(約175.26キロ)、飛距離373フィート(約113.69メートル)、角度21度の豪快な一発だった。

 今季の鈴木のバッティングの特徴に挙げられるのが、対左腕への圧倒的な強さだ。この日一発も左投手で、13本中6本が左腕からマーク。打率.357、長打率.833、OPS1.250と凄まじい数字が並び、長打率はメジャー3位、OPSは同4位と球界きっての“レフティキラー”に君臨している。

 もっとも、鈴木はメジャー移籍後は左腕に対し、OPS.847→.852→.829と十分に結果を残してきたが、今季は過去のOPSとほぼ同じ数字を長打率で記録している。鈴木より対左腕の長打率が上回っているのは、アーロン・ジャッジ外野手(1.167)、ポール・ゴールドシュミット内野手(.974)とMVP受賞経験のある強打者2人だけ。鈴木の凄まじさがよく分かる数値だ。

(Full-Count編集部)

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