大谷翔平は「非現実的だ…」 復活156キロの余韻そのまま…18号にLA記者は称賛と困惑

メッツ戦で本塁打を放ったドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
メッツ戦で本塁打を放ったドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

千賀から飛距離411フィートの特大18号

【MLB】メッツ ー ドジャース(日本時間26日・ニューヨーク)

 千両役者の打棒だ。ドジャース・大谷翔平投手は25日(日本時間26日)、敵地メッツ戦の初回、18号先頭打者アーチを放った。大谷は試合前に実戦形式の投球練習「ライブBP」を行ったばかり。LA記者は「信じられない」と目を疑うしかなかった。

 千賀滉大投手との注目された対決。大谷はカウント1-0からの152キロ直球を完璧に捉えた。今季4本目となる先頭打者アーチ。打球速度108.2マイル(約174.1キロ)、飛距離411フィート(約125.3メートル)、角度31度の特大アーチを右翼席最上段に叩き込んだ。

 大谷は試合前に実戦形式の投球練習「ライブBP」に登板。打者5人に22球を投げた。エンゼルス時代の2023年9月に右肘を手術し、打者を相手に投球するのは同年8月23日(同24日)のレッズ戦以来。最速97マイル(156.1キロ)を記録し、デーブ・ロバーツ監督は「見ていて楽しかったよ!」と太鼓判を押すマウンドだった。

 そこから数時間後、千賀を粉砕する衝撃の一発。地元メディア「ドジャース・ネーション」のダグ・マッケイン記者は「ショウヘイ・オオタニが試合開始わずか2球目で、コウダイ・センガから最上段に特大ホームランを放った。これで今季18本目となり、アーロン・ジャッジ、カイル・シュワーバーと並んでMLBトップに立った」と伝えると、「しかも今日は、少し前まで97マイルを投げてた同じ男だよ……」と脱帽し、「信じられない」と添えた。

(Full-Count編集部)

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