ド軍監督、大谷弾を称賛も「後が続かなかった」 “実戦登板”→先頭18号も…状態を「注視」

メッツ戦で本塁打を放ったドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
メッツ戦で本塁打を放ったドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

大谷は試合前の「ライブBP」後に18号先頭打者弾

【MLB】メッツ 3ー1 ドジャース(日本時間26日・ニューヨーク)

 ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は25日(日本時間26日)、敵地でのメッツ戦の試合後に大谷翔平投手について言及。試合前に実戦形式の投球練習「ライブBP」を行った後、先頭打者弾の18号を放ったことに「いいことだ。練習量や(ライブBPを含めた)実戦形式が(疲労と)どれくらい相関関係があるかわからないけど、私たちは注視する」と語った。

 初回に大谷が千賀滉大投手から先頭打者弾を放ったものの、打線はその1点止まり。ロバーツ監督は「母国の友人(千賀)から本塁打を打ったことで、私たちに勢いをつけてくれたと思う」と大谷を評価。「残念ながら、その後は続かなかった」とメッツ投手陣に苦戦を強いられた打線を敗因に挙げた。

 裏の守備では三塁のマンシーの失策後、アロンソに左中間へ逆転の2ランを浴びた。さらに3回にはビエントス併殺も狙えそうな遊撃への当たりを、ベッツの送球が逸れてオールセーフの一、三塁に。内野ゴロの間に追加点を許す形に。チームは1-3で敗れ、2カードぶりの負け越しとなった。

 ロバーツ監督は試合前に「ライブBP」の打撃への影響について「ああ。間違いない。今日は球速的にも、球数的にも強度が強かった。今晩の試合にどう影響するか、私は注意深く見るよ」と語っていた。試合には敗れながらも、大谷の二刀流としての復活が見えてきたことには大きな収穫を感じた様子だった。

 大谷の投手復帰は7月15日(同16日)のオールスター戦後になる見通し。ロバーツ監督は試合前に米メディアの取材に、2度目のライブBPを「来週行う」と明言していた。

(Full-Count編集部)

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