現役じゃないのに…大谷翔平の“魔球”の餌食で「可哀想」 番記者が思わず同情

コーチのJT・ワトキンス氏が右打席に立った
【MLB】メッツ 3ー1 ドジャース(日本時間26日・ニューヨーク)
ドジャースの大谷翔平投手は25日(日本時間26日)、メッツの本拠地シティフィールドで実戦形式の投球練習「ライブBP」を行った。641日ぶりとなった打者相手の登板では大きく曲がるツーシームも披露。その相手が現役選手ではなかったことに大きな反響があった。
キム・ヘソン内野手ら3人が5打席に立ち、投ゴロ、三振、三振、右前安打、四球という内容だった。22球を投げ、直球は94マイル(151.2キロ)~97マイル(156.1キロ)、スプリットは88マイル(約141.6キロ)を記録。ダルトン・ラッシング捕手からは空振り三振を奪った。
そんな中、右打席に入ったのはゲームプランニング&コミュニケーションコーチのJT・ワトキンス氏。内角に大きく曲がって食い込むツーシームにバットはあえなく空を切った。捕手も捕球できないほどの大きく鋭い変化だった。
米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のドジャース番ファビアン・アルダヤ記者は自身のX(旧ツイッター)にその時の映像を投稿。「可哀想なJT・ワトキンス」と同情するように記した。
大谷はエンゼルス時代の2023年9月に右肘を手術。打者を相手に投球するのは同年8月23日(同24日)のレッズ戦以来。当初は5月の復帰登板が見込まれていたが、デーブ・ロバーツ監督は投手復帰が7月15日(同16日)のオールスター戦後になる意向を示している。