6勝目の山本由伸、大谷翔平の援護は「心強い」 球場の虫には「本当に嫌い」と苦笑

試合後の取材に応じたドジャース・山本由伸【写真:小谷真弥】
試合後の取材に応じたドジャース・山本由伸【写真:小谷真弥】

試合後のインタビューで答える

【MLB】ドジャース 7ー2 ガーディアンズ(日本時間27日・クリーブランド)

 ドジャースの山本由伸投手が26日(日本時間27日)、敵地でのガーディアンズ戦に先発。6回88球、7奪三振、3安打、2四球、2失点という内容で6勝目を挙げた。試合後のインタビューでは「気持ちを切り替えて、前回の投球を持ち込むことなく毎週やっている」と答えた。

 正捕手スミスとのゲームプランについては「いつも通りの話し合いをして、いつも通り試合に入っていきました」とコメント。3回には無死一、二塁から犠打を自らダッシュで捕球してタッチするという好プレーを披露。「本当は三塁のアウトを狙っていた。とりあえず1つ(アウトを)取れるように頑張りました」「心拍数もすごく上がりますし、その後に落ち着いて投げることは意識しました」と振り返った。

 これで3試合連続で今季7度目のQSを達成。「いいピッチングができたのはすごく嬉しく思いますし、いつも助けてもらうこともとても多いので、少しでもチームの一員として貢献できてるのはすごく嬉しく感じます」と謙虚に語った。前日に見学した大谷翔平投手の実戦形式の投球練習「ライブBP」は「見ててすごく楽しかった」といい、この日の初回に飛び出した大谷の19号の援護弾については「いやもう、本当に心強いです」と語った。

 この日は、投球中に顔にかかるほど球場の虫が多いという珍事も。「本当に虫嫌いだなと思いました。虫除けも効かないみたいことを言ってたんで我慢しました」と話し、報道陣を笑わせた。

 最速は96.3マイル(約155キロ)を記録し、防御率1.97は千賀滉大(メッツ)に次いでリーグ2位となった。チームは初回に大谷が2試合連続となる19号の先頭打者弾で先制。その後も着実に追加点を奪ってリードを広げ、エース山本の力投を援護した。

(Full-Count編集部)

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