山本由伸、6回2失点で6勝目 好フィールディングも披露、防御率1.97はリーグ2位

敵地ガーディアンズ戦に先発、好守も披露
【MLB】ドジャース 7ー2 ガーディアンズ(日本時間27日・クリーブランド)
ドジャースの山本由伸投手が26日(日本時間27日)、敵地でのガーディアンズ戦に先発。6回88球、7奪三振、3安打、2四球、2失点という内容で6勝目を挙げた。3試合連続で今季7度目のQSを達成し、防御率1.97は千賀滉大(メッツ)に次いでリーグ2位となった。
2連敗中というチームの悪い流れを止めるエースの力投だった。初回の立ち上がりは先頭の好打者クワンを3球三振に仕留めると、続くネイラーも連続の空振り三振。ラミレスはカットボールで二ゴロに打ち取り、完璧な立ち上がりを見せた。2回にもマンザードとトーマスをスプリットから空振り三振を奪い、シュニーマンを左邪飛に仕留めた。
3回は先頭アリアスに四球を与えると、続くマルティネスに右前打。無死一、二塁からウィルソンに犠打を自ら処理する好プレーを見せた後、クワンの遊ゴロの間に1点を失った。それでもネイラーを空振り三振に仕留め、最少失点で切り抜けた。
4回と5回は無安打で無失点。5点リードの6回には2者連続で空振り三振を奪った後、ラミレスとマンザードに連打を浴びて2点目を奪われたが、それでも後続を断った。最速は96.3マイル(約155キロ)だった。
チームは初回に大谷翔平投手が2試合連続となる19号の先頭打者弾で先制。その後も着実に追加点を奪ってリードを広げ、エースを援護した。