大谷翔平の19号に「See you later」 敵地放送局8秒沈黙で“お手上げ”「アンビリーバブル」

初回に19号本塁打を放ったドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
初回に19号本塁打を放ったドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

敵地実況席は思わず8秒の沈黙

【MLB】ガーディアンズ ー ドジャース(日本時間27日・クリーブランド)

 いきなりの先制パンチに敵地実況もお手上げだった。ドジャースの大谷翔平投手は26日(日本時間27日)、敵地で行われたガーディアンズ戦に「1番・指名打者」で先発出場し、初回に19号の先頭打者弾を放った。初球を完璧に捉えた一発に敵地実況も圧倒されたように沈黙した。

 初球の内角フォーシームを捉えると、打球は右翼ポール際に着弾。打球初速115マイル(約185.1キロ)、飛距離378フィート(約115.2メートル)、角度28度の一発となり、これで2試合連続の先頭打者弾。本塁打数で並んでいたフィリーズのカイル・シュワーバー外野手、ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手を突き放し、メジャー単独トップに立った。

 敵地の地元放送局「ガーディアンズTV」実況のマット・アンダーウッド氏はプレーボールに合わせて「今年3度目のチケット売り切れとなりました。ショウヘイ・オオタニは、力強い左打者です。ナ・リーグトップタイの18本塁打をマークしています」と意気揚々に語った矢先、大谷の一発が飛び出した。

 アンダーウッド氏は「初球を粉砕しました! (スタンド)深くへ! 入ってしまいました」と落胆したような声で、打球の行方を見届けるしかなく、そのまま実況席は8秒沈黙。ガーディアンズOBで解説者のリック・マニング氏は「昨夜の試合でも本塁打を放っています。アンビリーバブル。しかも、インローに投じられた速球を打った瞬間『See you later(さようなら)』という感じでした。しかも、ボール球でした。まさに1振り、1ヒット、1得点です」と大谷の圧倒的な打力に舌を巻いていた。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY