大谷翔平の“忘れていた事実” 19号で米データ会社がリマインド「馬鹿げてる」

26日のメッツ戦でライブBPに登板…AS後に投手復帰の見込み
【MLB】ドジャース 7ー2 ガーディアンズ(日本時間27日・クリーブランド)
衝撃弾にどよめきが広がった。ドジャース・大谷翔平投手は26日(日本時間27日)、敵地で行われたガーディアンズ戦に「1番・指名打者」で先発出場し、初回に19号ソロを放った。2試合連続の先頭打者弾。米メディアは「全くもって馬鹿げてる」と、迫る“本来の姿”に圧倒された。
大谷は前日のメッツ戦で先頭打者アーチをかけ、メジャートップに並ぶ18号をマークしていた。迎えたこの日も定位置の1番として出場。右腕ギャビン・ウィリアムズの初球の内角フォーシームを完璧に捉えた。打球初速115マイル(約185.1キロ)、飛距離378フィート(約115.2メートル)、角度28度の一発を右翼席に叩き込んだ。
19号の直後、米データ会社「コーディファイ・ベースボール」は自社X(旧ツイッター)を更新。「ショウヘイ・オオタニはメジャーリーグの本塁打数でトップに立っており、まもなく再びピッチャーとして復帰する予定だ」とし、「全くもって馬鹿げてる」と“お手上げ”の様子だった。
大谷は25日(同26日)の試合前に実戦形式の投球練習「ライブBP」に登板。打者5人に22球を投げた。エンゼルス時代の2023年9月に右肘を手術し、打者を相手に投球するのは同年8月23日(同24日)のレッズ戦以来。最速97マイル(156.1キロ)を記録し、デーブ・ロバーツ監督は「見ていて楽しかったよ!」と太鼓判を押した。投手復帰は「オールスター後が現実的」と復帰プランも語っており、いよいよ“二刀流・大谷翔平”が帰ってくる可能性が高い。
(Full-Count編集部)