大谷翔平が君臨する140年間のトップ すでに歴代1位の記録も…こじ開けるか名門史の扉

月間13本塁打はド軍球団歴代3位
【MLB】ドジャース 9ー5 ガーディアンズ(日本時間28日・クリーブランド)
ドジャース・大谷翔平投手は27日(日本時間28日)、敵地のガーディアンズ戦に「1番・指名打者」で先発出場し、4回に3試合連発となる20号を放った。メジャー最速で20本塁打に到達。この一打で、数々の記録を樹立した。
チーム55試合目での20号到達は、2023年の68試合を抜いて自身最速のスピード記録。もっとも、大谷個人だけでなくとも“最速”だった。地元放送局「スポーツネットLA」によると、6月に入る前の本塁打数では20本はドジャース最多タイ。2019年のコーディ・ベリンジャー外野手に並んだ。
さらに、MLB公式のサラ・ラングス記者は「開幕55試合でのドジャース球団最多本塁打」を紹介。1位は1951年のギル・ホッジスで21本、大谷とベリンジャーが20本で2位タイになった。また、同記者によると、月別の本塁打数でも13本とし、ペドロ・ゲレーロ(1985年6月)とデューク・スナイダー(1953年8月)の「15」に次ぐ数字だという。
ドジャースの5月は、この日を終えると28日(同29日)の同戦、1日空いて30日(同31日)のヤンキース戦が残っている。果たして大谷は好調のバットで何本の柵越えを生み出すか。その暁には、再び数々の記録を塗り替えることになる。
(Full-Count編集部)