大谷に被弾で呆然…右腕は「何ということだ…と言っているよう」　地元局が思わず“代弁”

4回2死一塁からバイビーの外角カットボールを捉え3試合連発の20号2ラン

【MLB】ガーディアンズ ー ドジャース（日本時間28日・クリーブランド）

　ドジャースの大谷翔平投手は27日（日本時間28日）、敵地で行われたガーディアンズ戦の第3打席に3試合連発となる20号2ランを放った。逆方向に叩き込んだ一発に、地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」も興奮状態だった。

　4回2死一塁の第3打席。右腕バイビーの外角カットボールにバットを合わせると、逆方向にグングン伸びた打球は、左翼にそびえる5.8メートルの巨大フェンスを越えた。打球初速104.5マイル（約168.2キロ）、飛距離362フィート（約110.3メートル）、角度39度の一発で、5年連続の20号に到達した。

　同局実況のジョー・デービス氏は「初球をかち上げた！　クワンが下がる！　It is gone！（入った！）　逆方向へ空まで高く打ち上げました！」と声を張り上げた。そしてバイビーが呆然とした表情を浮かべているのを見ながら「『オオタニ……なんていうことだ……』と言っているようです」と心情を代弁した。

　解説のオーレル・ハーシュハイザー氏は「私たちはドジャースの試合をよく見るので（打った瞬間）入ることはわかっていました。でも、ガーディアンズナインは驚いていますね。彼らは今シーズン、左打者がこういう打球を打ったシーンを見たことがないのです」と笑っていた。

（Full-Count編集部）