「フライが上がりました」→「グッバイ」 大谷翔平の“理解不能弾”、敵地実況も困惑

20号本塁打を放ったドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
20号本塁打を放ったドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

大谷翔平の衝撃弾に敵地実況「(外野手が)見上げています……。グッバイ」

【MLB】ドジャース 9ー5 ガーディアンズ(日本時間28日・クリーブランド)

 敵地の放送席も唖然とした打球だった。ドジャースの大谷翔平投手は27日(日本時間28日)、敵地で行われたガーディアンズ戦に「1番・指名打者」で先発出場。第3打席でアーチを放ち、今季20号を記録した。

 レフト方向に伸びる飛球だったため、ガーディアンズ地元放送局「ガーディアンズTV」で実況を務めるマット・アンダーウッド氏は「レフト深くに高めのフライが上がりました」と打った瞬間は話していた。ところが打球が想像よりも伸びたため「(外野手は)見上げています……。グッバイ」と驚きを隠し切れない様子だった。

 解説を務めたガーディアンズOBで元外野手のリック・マニング氏は「もう1度この球を見てみましょう。変化球のスライダーになるはずが、高めにいってしまいました。球を捉える瞬間の身体との距離感を見てください。(反動を上手く使って)彼はボールを遠く高く飛ばしました」とリプレー映像を見ながら絶賛した。

 さらには「(投手のバイビーは)『入らないだろう』と言っているようでした。左打者で(あそこまで)打つ選手はいないですからね。信じられないという表情でした」と被弾した投手の心情を代弁していた。

(Full-Count編集部)

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