鷹が劇的サヨナラ! 周東が大仕事…西武は月間7度目の完封勝利、オリ辛勝

西武の渡邉勇太朗が7回無失点6Kで3勝目
パーソル パ・リーグ公式戦が28日、3試合が行われた。ソフトバンクは日本ハムに2-1でサヨナラ勝利、西武は楽天に6-0で快勝、オリックスはロッテに2-1で白星を挙げた。
ソフトバンクのリバン・モイネロ投手は4回に味方の失策から先制を許すも、8回115球5安打1四球8奪三振1失点(自責点0)の好投を見せた。打線は加藤貴之投手を前にあと1本が出なかったが、7回に野村勇内野手の適時打で試合を振り出しに戻した。9回はロベルト・オスナ投手がピンチを背負いながらも無失点に封じると、2死二塁から周東佑京内野手が適時二塁打を放ち、サヨナラ勝利を収めた。
西武の先発は渡邉勇太朗投手。4回まで1人の出塁も許さない完全投球を披露した。打線は初回にタイラー・ネビン外野手の犠飛で先制。さらに長谷川信哉外野手の適時打で追加点を挙げた。長谷川は6回にもが2点適時三塁打を放った。
渡邉は7回99球3安打2四死球6奪三振無失点で今季3勝目。チーム完封勝利は月間7度を数え、2000年5月以来の球団タイ記録に並んでいる。一方で敗れた楽天は、先発・瀧中瞭太投手が5回0/3を104球6安打3四球5奪三振5失点の内容。打線は散発4安打で無得点に終わった。2番手・渡辺翔太投手は7試合連続無失点を記録している。
オリックス先発のアンダーソン・エスピノーザ投手は、2回に高部瑛斗外野手の適時打で先制を許したものの、7回97球4安打4四死球5奪三振1失点の好投で試合をつくった。打線は6回、若月健矢捕手の適時打で同点に追い付くと、9回に森友哉捕手の二塁打から好機を作り、途中出場の麦谷祐介内野手が右前へ弾くと、代走・来田涼斗外野手の好走塁もあって勝ち越した。
その裏に登板したアンドレス・マチャド投手はで2死一、三塁のピンチを招いたが、最後は空振り三振で締め、試合終了。打線は西川龍馬外野手、紅林弘太郎内野手、杉本裕太郎外野手が2安打を記録するなど、12安打2得点で接戦を制している。一方敗れたロッテは、先発・種市篤暉投手が5回96球5安打3四球5奪三振無失点だった。
(「パ・リーグ インサイト」編集部)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)