鈴木誠也、メジャー単独トップの51打点 適時二塁打で先制点、日本人歴代最多147打点ペース

ロッキーズ戦に「3番・DH」で出場
【MLB】カブス 2ー1 ロッキーズ(日本時間29日・シカゴ)
カブスの鈴木誠也外野手が28日(日本時間29日)、本拠地で行われたロッキーズ戦に「3番・DH」で出場。初回の第1打席で左中間フェンス直撃の適時二塁打を放ち、51打点は試合終了時点でメジャートップを走る。チームは2-1で勝利した。
初回1死一塁から先発ゴードンのスライダーを捉える適時二塁打。一走のカイル・タッカー外野手が一気に生還し、先制点を奪った。これで9試合連続安打と勢いに乗る。
3回の第2打席は2死二塁から遊ゴロ、6回の第3打席は四球、8回の第4打席は併殺に倒れた。3打数1安打1打点で打率.273、OPS.902となった。同僚の“PCA”ことピート・クロウ=アームストロング外野手は4回に15号ソロで50打点目を挙げ、チーム内で打点王を競っている。
25日(同26日)のレッズ戦で2試合ぶりとなる14号勝ち越し3ラン。4打数3安打3打点の活躍で、49打点でメジャー単独トップに浮上。27日(同28日)のロッキーズ戦でも1打点をマークし、両リーグ最速で50打点を達成した。
12日(同13日)のマーリンズ戦では、自身4年連続となる2桁本塁打に到達。ドジャースの大谷翔平投手以来、日本人選手では2人目の偉業だった。
打点は大谷が昨季ドジャースで記録した日本人最多の130点を超える驚異の147打点ペース。日本人選手のシーズン100打点以上は、過去に松井秀喜と大谷の2人のみとなっている。本塁打もチーム56試合目で14本で、シーズン40本ペース。昨季の自己最多21本を大きく上回ることが期待される。
(Full-Count編集部)