大谷超え1102億円も…トップ10圏外 苦しむ天才ソトに米絶望「どこにいった?」

開幕55試合で打率.224…得点圏打率は.130
MLB公式サイトは29日(日本時間30日)、最新の「打者パワーランキング」を発表した。ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が1位、ドジャースの大谷翔平投手が2位と順当に選出される中、昨オフに15年総額7億6500万ドル(約1102億円)の大型契約を手にしたメッツのフアン・ソト外野手は選外。米ファンは「ソトは?」「最高契約なのに……」と指摘している。
“不在”選手に嘆きが広がった。「パワーランキング」は毎月更新されており、ジャッジは2か月連続でトップに君臨。最強打者を称える声が殺到する中、昨季までコンビを組んでいたソトはランキング圏外となった。
メッツに移籍した今季は開幕から全く打撃が上向かず。55試合で打率.224、8本塁打、25打点、OPS.745にとどまり、得点圏では打率.130と結果が出ていない。本拠地ファンからブーイングを浴びせられる場面も増え、先日は怠慢走塁で好機を逸し、指揮官やNYメディアからも批判された。米全国紙「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲール記者による「『最悪の第一印象』アワード」にも選出されるなど、序盤戦は大苦戦している。
「打者パワーランキング」でも“当然”のトップ10圏外となると、米ファンも「スポーツ史上最高額契約の男はどこにいった?」「ソトはダメだ」「ソトが入れるはずがない」などと辛辣な声を寄せた。果たして、天才打者は本来の姿を取り戻し、逆風を跳ね返せるだろうか。
(Full-Count編集部)