ジャッジ、大谷の前で超特大19号 1本差に迫る…ブーイングの中で136mバックスクリーン弾

「2番・右翼」で先発出場
【MLB】ドジャース ー ヤンキース(日本時間31日・ロサンゼルス)
ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が30日(日本時間31日)、敵地で行われたドジャース戦に「2番・右翼」で先発出場。初回の第1打席に5試合ぶりの19号ソロを放ち、ア・リーグトップに並んだ。また、メジャートップを走るドジャースの大谷翔平投手にも1本差に迫った。
昨年のワールドシリーズで激突した両軍の今季初対決で、いきなり豪快弾を見舞った。1死から打席に立つと敵地のファンからは強烈なブーイングを浴びたが、トニー・ゴンソリン投手の3球目89.7マイル(約144キロ)の直球をバックスクリーンまで運ぶと、球場は騒然となった。打球初速113マイル(約181.9キロ)、飛距離446フィート(約135.9メートル)、角度30度の特大弾だった。
ア・リーグ本塁打王争いはカル・ローリー捕手(マリナーズ)に並ぶ一発。また、打点でもア・リーグ1位のラファエル・デバース内野手(レッドソックス)を猛追する。試合前の時点で打率.391、81安打、出塁率.488、OPS1.227はメジャーで断トツ。今季はこれでシーズン55発のペースとなった。
3、4月は31試合に出場し打率.427、10本塁打、32打点、OPS1.282と絶好調。自身10度目となる月間MVPに選出されていた。2022年にはア・リーグ新記録の62本塁打を放ち、大谷(当時エンゼルス)を上回ってMVPを受賞。昨季は58本塁打&144打点でメジャートップを記録し、2度目のMVPを獲得した。