大谷翔平が“衝撃弾”を量産できるワケ 摩天楼のごとし一撃…解説が見た凄まじさ

ヤンキース戦で21号本塁打を放ったドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
ヤンキース戦で21号本塁打を放ったドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

大谷翔平の衝撃マルチ弾に放送席「楽しいです」

【MLB】ドジャース ー ヤンキース(日本時間31日・ロサンゼルス)

 放送席も“ごちゃごちゃ”になる2本目だった。ドジャースの大谷翔平投手は30日(日本時間31日)、本拠地で行われたヤンキース戦に「1番・指名打者」で先発出場し、6回の第3打席に今季2度目のマルチ本塁打を放った。メジャー単独トップの22号となった。

 米配信サービス「Apple TV+」で実況を務めるウェイン・ランダッゾ氏は、大谷が2本目を打った瞬間、大興奮が収まらなかった。「ショウヘイが高く打ち上げた! ライトへ! ジャッジがフェンスまで下がる! ジャンプするが入った!」。アーロン・ジャッジ外野手の頭上を越えるアーチに“大混乱”だった。

 大谷の豪快なアーチはジャンプしたジャッジの頭上を越えて右翼席に吸い込まれた。打球初速112.5マイル(約181.1キロ)、飛距離:383フィート(約116.7メートル)、角度42度の一発。一塁ベースを踏み直す場面もあった。

 解説のドントレル・ウィリス氏は「彼はこれくらいパワーのある選手なんです。パワーとバットスピードがあるから、こんなにも高く打球が上がったんです。(打球を高く上げても)また本塁打を打つことができました」と絶賛した。

 さらにウィリス氏は「一言、言っていいですか? この試合は、ワールドシリーズのような雰囲気です。熱気、歓声、全てが試合を通して感じられます。楽しいです」と胸を躍らせていた。

(Full-Count編集部)

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