元巨人イ・スンヨプ氏、成績不振でKBOの監督辞任 日本で通算159発の大砲、WBCでも活躍

日本でも3球団で活躍
韓国プロ野球(KBO)斗山のイ・スンヨプ監督が2日、成績不振により辞任した。韓国メディアが報じた。
韓国紙「朝鮮日報」によると、イ・スンヨプ監督が自ら辞意を示し、球団側が了承した。球団側は「今シーズンの成績不振に責任を負い、チームの雰囲気を刷新するために決断を下した。球団は熟考の末、これを受け入れた」と明らかにしたという。
2023年に監督に就任。前年9位(全10チーム)だった斗山を5位に押し上げ、2024年には4位に入った。しかし、今季は23勝32敗3分で9位と低迷していた。
2003年に当時のアジア記録となるシーズン56本塁打をKBOで記録。2004年からは日本プロ野球(NPB)でプレーし、2006年に41本塁打を放つなど、ロッテ、巨人、オリックスで通算159本塁打をマークした。
2006年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)や2008年の北京五輪では韓国代表でプレーし、国際舞台でも実力を発揮。2012年からはKBOに復帰し、歴代2位の通算467本塁打を放っている。
(Full-Count編集部)