鷹助っ人の“再来”!? 修羅場のはずが…まさかの珍現象に日本ファン爆笑「思い出した」

死球→突進で実況も騒然
海外での珍プレーが、日本のファンの間で話題を集めている。メキシカンリーグで死球から大乱闘が勃発かと思いきや、まさかの展開となる珍プレーがあり、SNSでは「既視感」「バティスタvs石川の再来」と20年前の名場面を思い出す声が相次いだ。
問題の場面はプエブラ・パロッツとベラクルス・イーグルスの5月31日(日本時間6月1日)の試合で飛び出した。イーグルスの投手の球がすっぽ抜け、パロッツのミゲル・グスマン内野手の左肩付近に直撃。グスマンはバットを放り投げ、マウンドに向かって突進すると、実況も思わず絶叫して緊張感が走った。
しかし、グスマンはマウンドに向かう途中に右旋回し、そのまま投手に笑顔を見せて一塁へ。この展開には実況も思わず苦笑いし、球団公式X(旧ツイッター)は「いたずらの1つ」と、この動画を投稿した。
動画は日本のファンの間でも拡散。SNSでは「完全にバティスタで草」「バティスタやん(笑)」「やっぱみんなバティスタがよぎるんやなw」「こういうの好きw」「思い出した」など、20年前の交流戦で飛び出した珍プレーを挙げる声が相次いだ。
その場面とは2005年5月9日、今も現役のヤクルトの石川雅規投手がソフトバンクのトニー・バティスタ内野手に死球をぶつけると、バティスタはマウンドに向かって猛ダッシュ。石川は慌てて逃げ、球場は騒然となったが、バティスタは途中で方向を変えて平然と一塁へ進んだ。石川は苦笑いを浮かべ、次打者の城島健司捕手も大爆笑していた。奇しくも20回目の交流戦が始まる直前に、日本のファンにとっては懐かしい珍プレーを思い出すことになった。