楽天で防御率6点台→韓国で投手3冠の無双 元助っ人右腕が激変、異国で“最強投手”に君臨

8勝&防御率1.94&WHIP0.87はKBOトップ
日本を去った直後、異国で無双投球を見せている。日本ハムや楽天でプレーし、現在は韓国プロ野球(KBO)のハンファに所属しているコディ・ポンセ投手。新天地では、6月時点で勝利&防御率&奪三振の“投手3冠”と大活躍。2か月連続での月間MVP受賞も視界に捉えている。
ポンセはパイレーツを経て2022年に日本ハムに加入。1年目の2022年8月27日のソフトバンク戦でノーヒットノーランを達成するなど、在籍2年間で計24試合に登板して7勝10敗、防御率3.47という成績だった。昨季は楽天に移り、15試合で3勝6敗、防御率6.72。自由契約となってKBOへと移籍した。
加入最初の試合で7回2失点と好投し移籍後初勝利を挙げると、快進撃が幕を開ける。4月9日から7先発7連勝。5月17日のSSG戦では、8回2死までノーヒットノーランの快投を演じた。何より内容が凄まじく、8回まで18三振を奪い、KBO新記録を打ち立てた。
3~4月に月間MVPに選ばれ、5月もリーグ4位の33イニングを投げて同2位の防御率1.91、最多の44奪三振を記録。韓国メディア「OSEN」は「5月もポンセ天下! 3勝無敗、防御率1.91・44奪三振……2か月連続MVPは確定か」とし、またも受賞するのではと予想している。年間でも、8勝(0敗)、防御率1.94、105奪三振、WHIP0.87でリーグ1位と圧倒的な投球を披露。31歳の元NPB助っ人が新天地で躍動している。
(Full-Count編集部)