山本由伸を襲った「厳しい夜」　米放送局から“擁護の声”も…驚き連発に「申し訳ない」

山本由伸、まさかのKOに米放送局も驚愕

【MLB】ジャイアンツ 6ー2 ドジャース（日本時間14日・ロサンゼルス）

　まさかの光景に米放送局も驚くばかりだった。ドジャースの山本由伸投手は13日（日本時間14日）、本拠地でのジャイアンツ戦に先発。3回に痛恨の満塁弾を浴びるなど、4回2/3を投げて5失点で降板。2被弾を含む5安打5四球4奪三振の内容で、7勝目はお預けとなった。

　ドジャース地元放送局の「スポーツネット・ロサンゼルス」ポストゲームショーでは、司会者のジョー・ハータング氏が「ヤマモトはピンポイントの球審に苦しみ、キャリア最多の5つの四球を与えました。今日、ヤマモトは厳しい夜でした」と言及している。

　解説を務めるノマー・ガルシアパーラ氏は「ヤマモトは調子が良くなかったが、球審もそうだった。打線は速球よりオフスピード系を待っていたようだった。ヤマモトはフルカウントが多かった。それも助けにならなかった」と指摘。さらに「今日はオフスピード系を打たれた。打線は速球より緩い球を待っていたようだった。ど真ん中の速球を見送っていた時もあった。それが彼らのプランだったとしたら、うまくいった」と作戦面での問題だったとも話した。

　また、同じく解説のジェリー・へアストンJr.氏は「ヤマモトはコントロール系の投手。我々が見ていても、球の中で今日はストライクだと思うのがあった。申し訳ないが、あれはボールではない」と“擁護”する場面も。「満塁弾は、落ちなかったスプリットを打たれた。（今日は）際どくもない球がボール判定された。ヤマモトにとっては不運だった」と最後までかばった。

（Full-Count編集部）