大谷翔平の24号が変えたド軍の“苦しみ” LA実況も感銘…放送席で見届けた「良い光景」

ドジャース・大谷翔平【写真:Getty Images】
ドジャース・大谷翔平【写真:Getty Images】

大谷翔平の47打席ぶりアーチに放送席も熱狂

【MLB】ドジャース ー ジャイアンツ(日本時間15日・ロサンゼルス)

 衝撃速度の打球に、本拠地の放送席も大騒ぎだった。ドジャースの大谷翔平投手は14日(日本時間15日)、本拠地で行われたジャイアンツ戦に「1番・指名打者」で先発出場し、第1打席で先頭打者弾となる24号ソロを放った。11試合47打席ぶりとなるアーチに、地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」で実況を務めるスティーブン・ネルソン氏は「デカい打球がライトへ!」と絶叫した。

 絶叫すると、白球は右翼席に突き刺さった。ランデン・ループ投手の4球目のカットボールを完璧に捉え、右翼席まで運んだ。打球速度110.3マイル(約177.5キロ)、飛距離419フィート(約127.7メートル)、角度27度で、右翼手も打球の行方を見送るしかない一発だった。

 ネルソン氏は「最近のドジャースが初回に得点するのは珍しいことでした。試合開始前時点で、直近9試合で(初回得点は)僅かに1回でした。オオタニは『それをストップする』と、言ったことでしょう」と

 解説のオーレル・ハーシュハイザー氏は「彼のバットは冷めてしまっていましたが、それは月が6月に変わってしまったからです」と話した。6月2本塁打目に「6月の月間打率が.229だった男が、突然5月のときのような打撃を見せつけました。本当に良い光景です。この打線は先頭打者が打たないといけませんからね」と“復調”を喜んだ。

(Full-Count編集部)

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