大谷翔平、故・長嶋茂雄氏は「愛情が深い方」 訃報に「残念…現役の僕らが次の世代に」

試合後、取材に応じるドジャース・大谷翔平【写真:上野明洸】
試合後、取材に応じるドジャース・大谷翔平【写真:上野明洸】

衝撃の1試合2発でMLB通算250号

【MLB】ドジャース 11ー5 ジャイアンツ(日本時間15日・ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手は14日(日本時間15日)、本拠地で行われたジャイアンツ戦に「1番・指名打者」で先発出場。第1打席では24号、第4打席で25号を放ち、日本人初となるメジャー通算250本塁打を達成するなど、3打数2安打2打点2四球の活躍だった。試合後は今月3日に89歳で亡くなった長嶋茂雄氏の訃報に触れ「非常に残念なニュースでしたけれど、その情熱というのを現役の僕らが次の世代に繋いでいければ良いんじゃないかなと思います」と話した。

 1試合2発は今季3度目で、5月30日(同31日)の本拠地・ヤンキース戦以来通算22度目となった。7点リードの6回に先頭打者として迎えた第4打席、トリスタン・ベック投手が投じた6球目の外角へのカーブを捉えると、打球は右中間スタンドへ一直線。打球初速101.2マイル(約162.9キロ)、飛距離384フィート(約117メートル)、角度26度の一発だった。

 大谷の本塁打は2日(同3日)に行われたメッツ戦の第5打席で放って以来。前日の同戦では4打数無安打に終わり、2年ぶりとなる10試合ノーアーチに。連続安打も8試合でストップしていたが、完全にトンネルを脱出してみせた。

 長嶋氏との思い出を尋ねられると「実際にリアルタイムでみている世代ではないので、プレーをお目にかかることはなかったですけど。お会いして素晴らしい方でしたし、会話をしていてもすごく野球に対する愛情が深い方だという印象を受けたので、非常に残念なニュースでしたけれど、その情熱というのを現役の僕らが次の世代に繋いでいければ良いんじゃないかなと思います」と目線を上げた。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY