大谷翔平「I’m back.」 663日ぶり復帰登板の直後…インスタ更新、打っても適時打2本

パドレス戦に「1番・投手」で投打同時出場
【MLB】ドジャース 6ー3 パドレス(日本時間17日・ロサンゼルス)
ドジャース・大谷翔平投手は16日(日本時間17日)、本拠地で行われたパドレス戦に「1番・投手」で投打同時出場。663日ぶりとなる投手復帰を果たした。投げては1回28球を投げて2安打1失点。打者としては4打数2安打1四球で打率を.300とした。試合後にインスタグラムを更新し、「I’m back.(ただいま)」と想いを届けた。
大谷は2023年9月に右肘手術を受け、昨季は打者に専念。今季5月頃の復帰が見込まれていたが、15日(同16日)のジャイアンツ戦前にデーブ・ロバーツ監督が6月下旬の投手復帰を示唆。試合後には、16日(同17日)からのパドレス4連戦中に復帰する見通しを示した。その後、球団SNSで大谷が16日(同17日)のカード初戦に先発することが発表された。
大歓声の中でマウンドに上がった大谷は初回、先頭のタティスJr.の初球で98マイル(約157キロ)をマーク。2番のアラエスには最速100.2マイル(約161.2キロ)を計測した。それでも2安打でピンチを作り、マチャドに犠飛を浴びて先取点を許した。平均球速は99.1マイル(約159.4キロ)だった。
バットでは1点を追う3回2死三塁、右腕シーズから同点の左中間適時二塁打。自らのバットで黒星を消した。4回2死一、二塁では右前適時打を放ち、5点目を呼び込んだ。マルチ安打は3試合連続で今季24度目。打率.300となり、5月23日以来の打率3割に到達した。
試合後には報道陣の取材などに応じた中、大谷はインスタグラムを更新。マウンドに上がった瞬間やブルペン投球、デーブ・ロバーツ監督との試合後のハイタッチなど計7枚の写真とともに、英語で「I’m back.」と言葉を添えた。