大谷翔平登板で…ド軍本拠地に“異変” 錯覚する東京との光景…ド軍記者が呆然「1球1球に」

本拠地でのパドレス戦に登板したドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
本拠地でのパドレス戦に登板したドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

1回を28球で2安打1失点…最速100.2マイル

【MLB】ドジャース 6ー3 パドレス(日本時間17日・ロサンゼルス)

 ドジャース・大谷翔平投手は16日(日本時間17日)、本拠地で行われたパドレス戦に「1番・投手」で投打同時出場。663日ぶりとなる投手復帰を果たした。1回28球を投げ2安打1失点で降板。打っては2安打の活躍を見せた。誰もが待ち望んだ二刀流復帰。LA記者は本拠地で生まれた“光景”に驚いたようだ。

 15日(同16日)の試合後、ドジャースは大谷の先発登板を異例の発表。驚きのニュースに日米が沸き、スタジアムは試合前から大勢の観客が詰めかけた。投手・大谷を見ようとブルペンは厳戒態勢で警備され、大谷がキャッチボールに登場しただけで、ドジャースタジアムは大歓声が起きた。

 いざ試合が始まるや、興奮はさらに高まった。大谷の1球1球に場内は揺れた。長年ドジャースを取材してきた地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」のビル・プランケット記者は「観客が1球1球に反応している。東京シリーズでのショウヘイ・オオタニの打席を思い出させるようだ」と驚きを禁じ得なかった。

 同記者は今年3月に行われた「MLB Tokyo Series presented by Guggenheim」のため来日。大谷が打席に立つと、場内のファンはスマートフォンなどを構えて固唾をのんで試合を見ていたが、投手復帰戦でも同じ様な“熱量”を感じたようだ。

 大谷は初回、先頭のタティスJr.の初球で98マイル(約157キロ)をマーク。2番のアラエスには最速100.2マイル(約161.2キロ)を計測した。それでも2安打でピンチを作り、マチャドに犠飛を浴びて先取点を許したものの、1回2安打1失点で降板。平均球速は99.1マイル(約159.4キロ)だった。

(Full-Count編集部)

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