劇的弾のスミス「ただそれだけ」 代打→元阪神スアレス打ちに笑顔、明かした“攻略法”

ドジャースは5連勝
【MLB】ドジャース 4ー3 パドレス(日本時間19日・ロサンゼルス)
ドジャースは18日(日本時間19日)、本拠地でのパドレス戦にサヨナラ勝ちを収めた。9回に2点差を追い付かれたが、その裏にウィル・スミス捕手が右翼席へサヨナラ本塁打を放った。試合後にインタビューに登場したスミスは「とにかくボールを打とうと」と語った。
2回に先制を許したドジャースだったが5回、マンシーの三塁打から同点に追い付くと、ラッシングが勝ち越し打を放って逆転に成功した。しかし9回、ロブレスキーがピンチを招くと、マンシーの送球エラーなどもあって同点に追い付かれる。しかしその裏、元阪神の助っ人のロベルト・スアレス投手からスミスが劇的な一打を放った。
スミスは大谷翔平投手らナインから手荒い祝福を受けたあと、地元放送局「スポーツネットLA」のインタビューに登場。9回に代打を告げられ、カウント0-2からの3球目を振り抜いた。「すごく急いで準備しなければならなかった。競った展開にしてくれた。ああ、今回は球を捉えることができた」となかなか落ち着かない展開だったが、「いや、とにかく球を打とうとした……ただそれだけだよ」と白い歯を見せ、喜びを噛み締めた。
今季成績は打率.333、8本塁打、OPS.966と好調を維持。「メカニクスを微調整して、感覚がいい。打つべき球を打てている。努力のたまもの。この調子を維持した」と、自身も打席で手応えを得ているようだ。
(Full-Count編集部)