山本由伸の快挙阻んだ61歳球審…米識者怒り「どうやったら…」 まさかの3連投「これ何なん??」

パドレス戦に先発したドジャース・山本由伸【写真:Getty Images】
パドレス戦に先発したドジャース・山本由伸【写真:Getty Images】

「イマキュレートイニング」達成なら球団8人目

【MLB】パドレス 5ー3 ドジャース(日本時間20日・ロサンゼルス)

 ドジャース・山本由伸投手は19日(日本時間20日)、本拠地で行われたパドレス戦に先発。6回途中3失点で6敗目を喫した。3回には3者連続3球三振の「イマキュレート・イニング」達成まであと1球に迫ったが、“誤審”により快挙が幻に。米有識者は「これ何なん??」と、疑惑の判定を巡り連投して怒りを示した。

 山本は1点ビハインドで迎えた3回、8番のジョンソンを外角へのカーブで見逃し三振、続くマルドナードも95.6マイル(約153.8キロ)の直球で空振り三振に仕留め、2者連続で3球三振を記録した。タティスJr.も2球で追い込み、3球目も真ん中高めへの95.7マイル(約154キロ)の直球が決まった……かに思われた。

 しかし、61歳のマービン・ハドソン球審の手は上がらずに場内は大ブーイング。実況席も混乱する判定だった。、MLB公式の「ベースボール・サバント」でもストライクの判定で、試合中継では繰り返し問題の1球をリプレーし、ストライクだと“アピール”していた。

「ピッチング・ニンジャ」の愛称で知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏も自身のX(旧ツイッター)を更新。「これ何なん?? この判定のせいでヨシノブ・ヤマモトのイマキュレート・イニングが台無しになった!」と映像を添えると、さらに「いや、凄すぎ。どうやったら、あれを誤審できるんだ? まだリプレーを見ている。ショックを受けている」「そして……これはストライク判定だ」と怒涛の3連投で“誤審”を主張した。

「イマキュレートイニング」となればメジャー史上延べ118度しかない快挙で、ドジャースの140年以上を誇る歴史でもわずか7人しか達成者がいない。なかなかチャンスがないだけに波紋が広がったようだ。

(Full-Count編集部)

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