DeNA、驚異の3者連続アーチ　牧＆筒香＆戸柱に本拠地熱狂、ドラ5に“プロの洗礼”

ロッテはドラフト5位・廣池がプロ初登板初先発した

■DeNA 5ー0 ロッテ（21日・横浜）

　DeNAは21日、横浜スタジアムで行われたロッテ戦の2回に驚異の3者連続本塁打を放った。牧秀悟内野手、筒香嘉智外野手、戸柱恭孝捕手の立て続けのアーチに、本拠地は熱狂に包まれた。

　プロ初登板初先発となったドラフト5位新人・廣池康志郎投手に“洗礼”を浴びせた。初回は3者凡退も、2回だった。先頭の牧が「追い込まれていましたが、コンパクトにスイングする事ができました」と左翼席に12号ソロを叩き込んだ。

　続く筒香はカーブを右翼席に運び、「牧に続きハードコンタクトすることを考えて打席に入りました。しっかり押し込むことができました」。興奮冷めやらぬ中、戸柱が外角直球を完璧にとらえて右翼席へと突き刺し「前の2人の勢いそのままに思い切ってスイングすることができました」とうなずいた。

　セ・リーグ2位を走るチームだが、交流戦は試合前時点で6勝10敗と失速。2連敗中と打線に元気がなかったが、この日は試合の主導権を握った。