ド軍戦で死球のタティス、翌日も危険投球浴びる「もうやめて」 米悲痛「何をしたっていうの…」

厳しいボールで倒れこむパドレスのフェルナンド・タティスJr.【写真:Getty Images】
厳しいボールで倒れこむパドレスのフェルナンド・タティスJr.【写真:Getty Images】

ローレンゼンの厳しい投球…死球にはならなかったがブーイングの嵐

【MLB】ロイヤルズ 6ー5 パドレス(日本時間21日・サンディエゴ)

 厳しいボールが連日襲った。パドレスのフェルナンド・タティスJr.外野手は20日(日本時間21日)、本拠地で行われたロイヤルズ戦に「1番・右翼」で先発出場。3打数無安打も2四球だった。試合中は内角や頭部付近に何度か投げ込まれ場内は騒然。「何をしたっていうの……」「悲しい」と米ファンも驚いている。

 タティスJr.は前日19日(同20日)にドジャースタジアムで行われたドジャース戦の9回、リトルの93マイル(約150キロ)が左手に直撃。その場で倒れ込み、しばらく動けなかった。その後、両軍指揮官が飛び出して場内は騒然。一触即発の事態になり、警告試合が発せられる発端となった。ドジャース4連戦では計3死球を浴びていた。

 試合後は左手首の状態が気がかりだったが、検査の結果はヒビなどなく、本拠地に帰ったロイヤルズ戦でもスタメン出場した。しかし3回、ローレンゼンの92.4マイル(約148.7キロ)のシンカーが頭部を襲った。場内は相手投手にブーイングを浴びせ、タティスJr.も驚いた様子を見せた。さらに第4打席でも、すっぽ抜けた変化球が内角を襲い、ファンは再びブーイングした。

 ともに寸前のところでかわしたことで死球とはならなかったが、いずれも危ない投球だったのは事実。しかも、前日には文字通り“ぶつけられていた”ことでファンも様々な反応を寄せた。「最悪だ」「もうやめて」「ロイヤルズ、覚悟しとけよ」「呪われてる」「内角に寄り過ぎなんだよ」「投手はこいつのことが嫌いなんだな」「オオタニのためだよ」などとコメントが寄せられた。

【実際の映像】ド軍戦に続きタティスの顔面を襲った危険な1球 場内騒然…反射神経が悪ければ“最悪の事態”も

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